MF伊東純也がチーム救う チャンスメークだけじゃない!豪快弾「狙っていきたい」

 「W杯アジア最終予選、日本-オーストラリア」(12日、埼玉スタジアム)

 日本代表MF伊東純也(28)=ゲンク=が9日、W杯アジア最終予選で窮地に追い込まれたチームを救う活躍を誓った。2敗目を喫した7日のサウジアラビア戦は累積警告により出場停止。勝利が求められるオーストラリア戦(12日・埼玉スタジアム)で2試合ぶりに戻ってくる。ドバイ経由のチャーター機で帰国チームは9日未明に千葉県内の宿舎に入り、午後から練習を再開した。

 崖っぷちに追い込まれた森保ジャパンの救世主となる。サウジアラビア戦で出場停止だった伊東が戻ってくる。「自分の良さを出し、相手の嫌がることをしてチャンスを作りたい」。首位オーストラリア戦に視線を向けた。

 同じ右サイドの久保建が負傷で招集外となり、堂安も途中離脱。前戦では浅野が先発したが、決定的な仕事はできなかった。「個人的には出たい気持ちがあったが、累積で出られないので応援というか裏方に回った。チームとして戦ったので負けたのは悔しい」とスタンドから見た思いを明かす。

 出場停止のためオーストラリア戦から合流という選択肢もあった。「メンバー外になると決まっていたので、ボールの片付けや声をかけたり、橋岡と率先してやろうという感じでした」。チームに帯同し、同じくベンチ外となったDF橋岡とともに裏方仕事で貢献しようと決めた。

 2敗目で追い込まれた日本代表。特に3試合1得点と決定力不足は深刻だ。中国戦で大迫のゴールをアシストしたように、伊東自身はサイド突破からのチャンスメークが持ち味と自覚する。それでも現状を打破するため「チャンスがあれば狙っていきたい」と得点にも意欲を見せる。

 絶対に負けられない一戦。「プレッシャーを感じないわけじゃないし、責任を感じているが、それを力にできるタイプだと思う。難しい状況だが、まだチャンスがあると思うので自分がチームを引っ張っていければ」。求められる役割は自覚している。

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