「明治安田生命Ｊ１、神戸５－１浦和」（２日、ノエビアスタジアム神戸）

　神戸はＦＷ大迫勇也（３１）の加入後初ゴールで先制し、ＭＦアンドレス・イニエスタ（３７）の２得点、ＦＷ武藤嘉紀の３試合連続ゴール、ＦＷボージャン・クルキッチ（３１）の初ゴールにより、浦和に５－１で大勝した。

　５発圧勝の中でイニエスタは２得点１アシストと存在感を発揮した。１９年６月３０日の名古屋戦（ノエスタ）以来の１試合２得点に「チームに勢いをつけるタイミングでゴールを決めることができて良かった」と納得の表情を浮かべた。

　前半２１分に直接ＦＫ、３４分には大迫のパスを右足で決めた。後半８分には左足のクロスで武藤の３戦連続ゴールをアシスト。好コンビを見せた大迫については「素晴らしいプレーヤー。彼がボールを持った時は失わないと分かるし、連係プレーもすごくうまい」と絶賛する。

　価値ある勝利で暫定３位に浮上。「チームとしても今日は最高の試合。すべての要素で上回ることができた」。目標のＡＣＬ出場権獲得へ、主将がチームをけん引する。