長友が2試合連続フル出場もFC東京は名古屋とドロー 終盤同点を許す

 「明治安田生命J1、FC東京1-1名古屋」(22日、味の素スタジアム)

 FC東京が3位の名古屋と引き分けに終わった。11年ぶりに復帰した日本代表DF長友佑都(35)が2試合連続の先発フル出場を果たしたが、4-0と快勝した18日の横浜FC戦に続く連勝とはならなかった。

 DF小川諒也の負傷交代により試合が一時中断した前半33分には長友が「(集中を)切らすな、切らすな」とスタジアムに響く声でチームに呼びかけ、自身も変わらない熱いプレーを見せた。

 試合は前半26分。FWアダイウトンがパスで中央を崩し、ペナルティエリア手前か左足を振り抜き先制点。ただ、同43分にセットプレーから同点に追いつかれた。

 後半には好機を作り続けたが、レアンドロが一発退場となるなどし、あと1点が決まらなかった。

 現在8位のチームとしては上位進出へ落とせない一戦だったが、勝ち点1。アジア・チャンピオンズリーグ出場圏内の3位との差は8のままとなった。

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