今永昇太がまさか 9勝目の権利まであと1死で降板 カウンセル監督が非情采配 厳しい表情でマウンドを降りる

 「ナショナルズ6-8カブス」(11日、ワシントン)

 カブスの今永昇太投手が先発マウンドに上がり、5回途中4失点で降板。あと1死のところで9勝目の権利を逃した。

 苦しい立ち上がりだった。初回、2死から安打で走者を許すと、エイブラムズに右翼へ先制2ランを被弾してしまった。さらに1点を返した直後の二回は先頭のヤングにソロ本塁打を浴びた。打たれた瞬間、打球を目で追うことなくホーム側を見つめていた今永。この切り替えが功を奏した。

 ここから後続を3人で断つと、三回は2死から安打を許したがしっかりとスコアボードにゼロを刻んだ。すると打線が四回、鈴木誠也外野手の適時二塁打などで一挙3点を奪い試合をひっくり返した。

 そして迎えた五回、この試合3発目のソロを被弾し、なおも2死一、二塁とピンチを迎えたところでカウンセル監督が出て交代を告げた。勝利投手の権利まであと1死のところで無念の降板となり、厳しい表情でベンチへ戻った。指揮官にとっても非情采配となったが、リリーフがピンチを鮮やかに切り抜けた。

 今永は1年目の2024年に15勝をマーク。だが2年目の昨季は9勝止まりで2年連続の2桁勝利にあと1勝、届かなかった。今季は5月に打ち込まれるゲームが続いたが、しっかりと修正。先発として役割を果たしていただけに、痛恨の降板となった。

 試合は八回に鈴木が4年連続の20号となるダメ押しアーチを放つなど、乱打戦を制してカブスが連勝。70勝に到達した。

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