「明治安田生命J1、広島1-3横浜M」(11日、エディオンスタジアム広島)
2位横浜MはFW前田大然(23)の得点ランクトップに並ぶ今季15点目などで広島を3-1で下し、勝ち点65とした。今週試合のない首位川崎とは1差。
主戦センターバック(CB)不在の危機を32歳のベテランが救った。1-1で迎えた前半46分のCK。DF実藤はゴールと相手を背にしながら「先に触れば何かが起こる」とオーバーヘッド気味に右足を合わせた。J1では福岡時代の2016年以来5年ぶりのゴールが決勝点となった。
DF畠中が左太もも裏を手術し、今季中の復帰が絶望となった。負傷からの復帰を目指していたDFチアゴマルチンスも試合前日の練習で再び負傷。最終ラインの要2人を欠いたが“代役”実藤が攻守で勝利に導いた。
試合前には全員で畠中を励ますシャツを着てウオーミングアップを行った。畠中の無念も背負い、2試合ぶりの勝利で1試合消化の少ない首位川崎に勝ち点1差と迫った。
前半36分に同点ゴールを決め、今季15得点目で得点ランク首位タイに並んだ東京五輪代表FW前田は「毎試合点を取るつもりでやらないと、得点王も優勝もできない」と力を込めた。負傷者続出の苦境にあっても、首位追走の勢いは緩めない。