「Ｗ杯アジア最終予選、中国０－１日本」（７日、ドーハ）

　Ｂ組の日本はＦＷ大迫勇也（３１）＝神戸＝のゴールで中国を下し、最終予選初勝利で勝ち点３とした。同組のオーストラリアはベトナムに１－０で勝ち、２連勝で勝ち点６。サウジアラビアもオマーンを１－０で退け、勝ち点６に伸ばした。

　試合後にオンライン取材に応じた主将のＤＦ吉田麻也（３３）＝サンプドリア＝は「今日みたいな精神的な準備で試合に挑まなければいけない。その精神的状態がスタンダードにならないといけない」と勝因の一つに精神面を挙げた。

　０－１で敗れた２日のオマーン戦は「誰もが（準備が）不十分だったと認識していたと思う。なぜ最終予選が大切なのか、もう一度再確認しなければいけなかった」と選手ミーティングのような形でコミュニケーションを取ったと説明。「本来１試合目（オマーン戦）の前にするべきだったかもしれない。そこは僕自身ミスがあったと認めざるをえない」とし、「カタールに来て、もう一回そこを再確認をした」と語った。

　吉田は「全員が毎回そういう気持ちで代表に挑まなければいけない。僕自身もそうだが、代表でのキャリアは非常に短く、一瞬一瞬を大切に過ごさなければいけないし、プレーしないといけない」と改めて代表の重みを強調した。