「Ｗ杯アジア最終予選、中国０－１日本」（７日、ドーハ）

　Ｂ組の日本はＦＷ大迫勇也（３１）＝神戸＝のゴールで中国を下し、最終予選初勝利で勝ち点３とした。同組のオーストラリアはベトナムに１－０で勝ち、２連勝で勝ち点６。サウジアラビアもオマーンを１－０で退け、勝ち点６に伸ばした。

　試合後にオンライン取材に応じた主将のＤＦ吉田麻也（３３）＝サンプドリア＝は辛勝に「もちろん満足できる結果ではなかったが、何とか次につなげることができた。試合内容に関しては手放しで喜べるものではなかったかもしれないが、これが最終予選。とにもかくにも勝ち点３を取れたことが良かった」と安堵した。

　次戦は１０月７日に勝ち点６で同組２位のサウジアラビアと敵地で対戦し、同１２日には勝ち点６で同組首位のオーストラリアを埼玉スタジアムに迎える。吉田は「この２つを叩けば勝ち点９で同率首位で並べる可能性も出てくる。こんなに早く（初戦の敗戦を）取り戻せるチャンスが目の前に来る。モチベーション高くやらなければいけない。ここの試合が鍵になる」と一気の巻き返しを誓った。