森保ジャパンが最終予選初勝利 中国に1-0 大迫の先制ゴールで逃げ切る

 「W杯アジア最終予選、中国0-1日本」(7日、ドーハ)

 日本は中国を破り、最終予選初勝利をあげた。現行方式でのアジア最終予選では開幕から連敗したチームがW杯出場権を獲得した例がなく、負けられない試合だったが、FW大迫勇也があげた先制点を守り切り勝ち点3を手にした。2試合を終えて、日本は1勝1敗。

 0-1で敗れたオマーン戦からスタメン4人を変更した日本。新たに入った古橋は攻撃的MFの左サイド、久保はトップ下を基本ポジションとした。

 5バックの中国に対して、サイドからのクロスで守備の網を広げてから縦にパスをつける攻撃でチャンスをつくる。前半22分には、右サイドでパスを受けた久保が縦に抜けてから逆サイドを狙ったが、惜しくもこのシュートはポストにはじかれた。

 前半40分、MF伊東が右サイドを突破し上げたクロスに、FW大迫が中央で蹴り込んで先制点を奪った。ツイッターでは大迫が活躍した時に多く投稿される「半端ない」で、ゴールシーンが拡散されていた。

 後半、突き放したい日本だったが、開始すぐに古橋が負傷で原口と交代するアクシデントに見舞われた。さらに、先制ゴールをアシストした伊東に最終予選を通じて2枚目のイエローカード(警告)が出て、10月に行われるサウジアラビアとの次戦での出場停止が決まった。

 同43分に佐々木と交代した長友も、どこかを痛めたような表情を見せており、今後のコンディションが心配される。

 日本ゴールが直接脅かされるような場面はなかったものの、リードを広げられないまま時間が経過した。最後は久保、大迫ら攻撃陣が時間を消費させ、中国に反撃させず試合を終わらせた。

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