J1神戸・大迫「10」でタイトル獲る 8・28FC東京戦でのデビュー濃厚

 入団会見に臨んだ(左から)神戸のボージャン、三木谷会長、武藤、大迫(C)VISSEL KOBE
 オンライン入団会見に臨んだ大迫(C)VISSEL KOBE
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 J1神戸は22日、この夏に大型補強で完全移籍加入した日本代表FW大迫勇也(31)、元日本代表FW武藤嘉紀(29)、元スペイン代表FWボージャン・クルキッチ(29)の入団会見を行った。武藤は三木谷浩史会長(56)とともに都内ホテルで臨み、入国後の隔離期間中の大迫とボージャンはオンラインでの参加となった。大迫は「神戸でタイトルを獲りたい。その思いだけ」と移籍を決断した理由を説明した。

 新天地への思いを口にした。「僕はただ神戸でタイトルを獲りたい。その思いだけで移籍を決めた。全力を尽くしたいし、何かを成し遂げたい」。大迫は神戸を選んだ理由をこう説明した。

 欧州に残るなど「いろいろな選択肢があった」と明かす。その中で7年半ぶりの国内復帰を決断。「FWとして純粋に、もう一回ゴールを取りたい。チームを勝たせたいという思いが強かった」。昨季ブレーメンでは中盤での起用もあり、本来のストライカーとしての役割を求めていた。

 元ドイツ代表FWポドルスキが19年に退団後、空白だった背番号10を託される。契約年数などは非公表だが、3年半契約で年俸4億円前後とみられ、Jリーグの日本選手では歴代最高年俸となる。

 プロで初となる10番。「今までドイツ、代表でしてきたプレーをそのまま出せば、自然と定着してくれると思う」と10番像を思い描く。

 近日中に隔離期間が終了し、チームに合流する。ホームゲームとなる28日のFC東京戦(ノエスタ)でのデビューが濃厚だ。「神戸はこれからのチーム。僕が点を取り、チームが勝つ。タイトルを積み重ねていきたい」。頼もしい日本のエースが神戸に加わった。

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