J1神戸 FW藤本が清水に期限付き移籍 大迫ら獲得でFW膨張

 J1神戸のFW藤本憲明(31)がJ1清水に期限付き移籍することが11日、分かった。既にクラブ間合意に達しており、近日中に正式発表される。

 藤本は近大卒業後、アマチュアとしてJFLの佐川印刷SC(現SP京都FC)に加入し、J3鹿児島、J2大分(いずれも当時)と着実にステップアップ。J1初挑戦となった2019年に大分で8得点を挙げ、同年夏に神戸へ完全移籍した。20年元日の天皇杯決勝では1得点を挙げるなど全2得点に絡み、クラブの初タイトル獲得に貢献したが、今季は9試合の出場で無得点にとどまっていた。

 今夏の神戸は武藤、大迫、ボージャンと相次いで前線の選手を獲得し、FW登録は9人まで膨れ上がっていた。藤本は新天地でキャリアを立て直し、来季も契約を残す神戸での復活の足掛かりとする。

 清水はJ2降格圏内と勝ち点3差の14位に沈んでいる。チーム得点王のFWチアゴ・サンタナ(7得点)を除くとFW陣は計3得点と得点力不足が課題となっており、前線の補強を模索。藤本の決定力をJ1残留の切り札とする。

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