J1神戸・古橋 さよなら弾 公式戦5戦連発!セルティック移籍前豪快締め

 「明治安田生命J1、C大阪1-1神戸」(17日、ヨドコウ桜スタジアム)

 スコットランド・プレミアリーグ、セルティックへの完全移籍が決定した神戸の日本代表FW古橋亨梧(26)が所属のラストゲームに臨み、C大阪を相手に前半得点を決めた。試合は1-1で引き分けた。首位の川崎は第18節の清水戦に2-0で快勝。第20節で鳥栖は名古屋を3-1で退け、第21節でG大阪は福岡に1-0で競り勝った。アジア・チャンピオンズリーグ1次リーグを終えた4クラブが未消化だった試合を行った。

 惜別のゴールを決めて夢の欧州へ渡る。前日16日にスコットランド・プレミアリーグの名門セルティックへの完全移籍が発表された古橋が神戸所属選手としてのラストゲームで先制点を決めた。「最後に失点してしまって悔しいけれど、個人的には悔いはない」。特別な一戦でも結果を残した。

 前半30分、右サイドでDF酒井に縦パス。エリア内でリターンを受けると、迷わず右足を振り抜いた。ゴールが決まると、負傷のためベンチ外となった元スペイン代表MFイニエスタもスタンドから笑顔で拍手を送った。

 公式戦5試合連続、リーグ戦では4試合連続のゴール。得点ランクトップの今季15得点目。開幕前に掲げた15ゴールを達成してチームを離れる。

 中央大卒業後、J2岐阜でキャリアをスタート。18年夏に神戸に移籍し、夢見ていた海外挑戦が現実のものとなってくる。イニエスタとのコンビで得点感覚が際立ち始め、19年には日本代表に初招集。イニエスタらが所属するマネジメント会社「Sports&Life」とも契約し、26歳にして欧州初挑戦を実現した。

 C大阪の新本拠地・ヨドコウ桜スタジアムのこけら落としで第1号ゴール。後半36分にMF佐々木と交代すると、ユニホームを脱いで一礼した。「どこにいても僕のプレーすれば、まわりが納得すると思う。常に結果を求めて貪欲にやっていきたい」。18日には本拠地ノエビアスタジアム神戸で壮行式。神戸でつかんだ自信を胸に、来週にも渡欧する。

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