G大阪 日本勢唯一1次リーグ敗退 松波監督、PK判定に「疑問はあります」

 「ACL・1次リーグ、全北2-1G大阪」(10日、タシケント)

 4年ぶり10度目のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場のG大阪はウズベキスタン・タシケントで集中開催のH組最終戦で韓国王者の全北(韓国)に1-2で敗れた。今大会初黒星を喫したG大阪は2勝3分け1敗の勝ち点9で同組2位。各組2位のうち上位3チームに与えられる決勝トーナメント進出権利を獲得することができず、敗退が決まった。

 1次リーグ突破のためには勝利が絶対条件だったG大阪。しかし開始6分、DF金がエリア内でのファウルでPKを与える。これをFWグスタボに決められて先制を許す。後半8分にFWパトリックが角度のないところからのシュートを決めて同点に追いついたが、44分にカウンターからFWマドウバロウに決勝点を許した。

 序盤にPKを許したことでリズムが崩れた。松波監督は「決定機のところを決めていればというところと、まだ映像を見ていないので分からないのですが、あれがどうしてペナルティーになるのかという疑問はあります」と判定に対して述べた。

 今季は開幕から調子が上がらず、5月14日に宮本恒靖前監督を解任。ウズベキスタンに遠征して約1カ月を過ごすACLで目に見える結果もつかみたかったが、日本勢出場4チームで唯一の敗退となった。

 松波監督はJリーグでは課題だった得点力不足に改善の兆しが見えたことについて「ここでの成果というのはしっかりと出たと思いますので、積み上げは日本に帰ってしっかりと積み上げればいいかなというふうには思っています」と話した。帰国後待ち受ける真夏の大型連戦に視線を切り替えた。

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