“ビースト”林大地 定位置奪取へチャンス生かす!ホンジュラス戦「結果残したい」
東京五輪に出場する原則24歳以下のサッカー男子日本代表は8日、静岡県内で事前合宿を行った。FW林大地(24)=鳥栖=がオンライン取材に応じ、開幕までの約2週間での定位置奪取に意気込んだ。静岡産大との練習試合ではMF久保建英(20)=レアル・マドリード=やMF堂安律(23)=PSVアイントホーフェン=らが得点し5-0で快勝した。
“ビースト”が定位置奪取に狙いを定めた。「ギリギリでチャンスが来た。アピールして自分の立ち位置を上げないといけない」。舞い込んできた機会はは逃さない覚悟だ。
林は当初の18人枠では選外で4人のバックアップメンバーだったが、コロナ禍の影響などで登録枠が22人に拡大。登録選手の負傷などがない限り出番はないはずだったが、本メンバーになることでチャンスが広がった。
この日の練習試合では主力の久保や堂安が得点を決めるなど大学生に勝利。1トップに入った林も懸命にゴールを狙ったが不発に終わった。それでも、「練習から違いを見せるのが大事」と残り短い期間で定位置確保へ全力を尽くす。
ライバルのFW前田大然(横浜M)と上田綺世(鹿島)は、この日も別調整で、12日のホンジュラス戦(ヨドコウ)で林が出場する可能性は高い。「結果を残したい」。気迫のゴールで本番までに序列を覆す。