ドイツ代表MFクロースが代表引退「レアルに集中」「レーウ監督に感謝したい」

 サッカードイツ代表のMFトニ・クロース(31)=レアル・マドリード=が、代表引退を表明した。2日、自身のインスタグラムを更新。「ドイツ代表として106試合に出場した。もう二度と出ることはないだろう」とつづった。

 ドイツは6月29日に欧州選手権決勝トーナメント1回戦でイングランドに敗れて敗退。クロースは「このトーナメントの後に決断した。2022年のW杯カタール大会に参加できないことに気づいた」とし、「代表選手としての期間は存在していなかった休暇を取るつもりです」と記している。また、今後について「数年間はレアル・マドリードの目標に集中したい」と語った。

 クロースは2008年からドイツ1部のバイエルンミュンヘンでプレー、レバークーゼンを経て2014年にスペイン1部のレアル・マドリード入り。2010年にドイツ代表入りし、11年間106試合に出場、17得点。14年W杯ブラジル大会では優勝メンバーの1人としてプレーした。

 インスタグラムの最後には「レーウ監督に感謝したいと思います。彼は私を国際的な選手に育て、世界チャンピオンにしてくれた。彼は私を信じてくれた」と代表を15年間指揮し、勇退する恩師への思いを述べている。

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