FC大阪 連敗ストップも勝利はつかめず 今季初の花園有観客試合は1-1ドロー

 「JFL、FC大阪1-1奈良ク」(27日、花園ラグビー場第2グラウンド)

 サッカーJFL第14節が開催され、大阪から3番目のJリーグ入りを目指すF.C.大阪はホームタウン東大阪市で行われる今季初の有観客試合で1-1の引き分けに終わった。6勝4分け3敗で6位となっている。

 試合前から雨が降ったりやんだりと、梅雨らしい天候の中行われた。チケットは前売りで完売。3連敗中のF.C.大阪はホームタウン東大阪の観客の前で連敗ストップといきたい。DF橋本、MF町田、MF吉田がスタメンに復帰。またMF水野、MF渋谷が今季リーグ戦初スタメンと、メンバーを前節から大きく入れ替えた。

 スコアレスのまま試合を折り返すかと思われた前半43分、右サイドからドリブルでエリア内に進入したDF舘野が相手に倒されてPKを獲得。このPKをFW田中直が落ち着いて決め、F.C.大阪が待望の先制点を挙げた。

 後半に入っても攻め込む時間が多い。追加点は奪えないが、1点リードのまま5月15日以来の勝利を目前としていた39分に悪夢が待つ。中央で相手にボールをつながれ、最後は奈良クMF山本に決められた。

 残り時間、東大阪のサポーターの前で勝利を挙げるべく、40分に途中投入されていたFW塚田が44分、ロスタイムにヘディングシュート放つが、ともにわずかに枠を捉えることができない。途中投入のMF久保がドリブルで自らゴール前に持ち込んだラストプレーでもシュートはゴールを捉えることできなかった。

 17本のシュートを放ったが、勝ち切ることはできず1-1のドロー。連敗こそストップすることに成功したが、勝ち点は1を得るにとどまり、上位との差を大きく詰めることはできなかった。

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