徳島は序盤の失点で敗戦 14位で折り返し「残留するには物足りない」奮起誓う

 「明治安田生命J1、FC東京1-0徳島」(23日、ポカリスエットスタジアム)

 約3週間ぶりのリーグ戦となったJ1徳島。序盤のミスが響き、ダニエル・ポヤトス監督(43)の誕生日を勝利で飾ることはできなかった。

 開始早々の5分、最終ラインでパスを受け、相手のプレスをかわそうとしたDFカカ(22)がボールを奪われ、GKの必死の飛び出しも及ばず、先制点を許した。ポヤトス監督は「しっかり準備をして、やる気に満ちあふれていたが、あのゴールでメンタル的にダメージを受けた」と、ミスからの失点を嘆いた。

 先月30日の湘南戦から約3週間の“中断期間”を経て臨んだ一戦。来日が遅れ、キャンプに参加できなかった指揮官にとって、自身の考えを浸透させる絶好の機会を「組織的な守備」「セットプレー」「最後の崩し方」などをテーマに据えてきた。「正直、前半は良くなかったが、後半はトレーニングした形が出ていた」とポヤトス監督。手応えと課題を同時に手にし、次の試合へ目線を向けた。

 この日で19試合を消化し、シーズンの半分が終了。20チーム中14位で折り返すことになった。FW垣田裕暉(23)は「残留するにはまだ物足りない前半戦」と悔しさを隠さない。主将のMF岩尾憲(33)は「思っていたとおり簡単なシーズンにはならない。何度倒れても自分たちの足で起き上がって走り出すことが未来を作っていく」と、後半戦へ前向きな姿勢を示した。

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