日本サッカー協会は18日、東京五輪に臨む女子日本代表「なでしこジャパン」の18人を発表した。メンバーに選出された塩越柚歩(23)=浦和=はオンラインで取材に応じた。代表デビュー戦となった今月10日のウクライナ戦で2ゴールをあげたシンデレラガールが、五輪本番でも運を味方に躍動することを誓った。
運も実力のうち。塩越が滑り込みで五輪切符を手にした。「まだ自分でもびっくりしていて実感が湧かないけど、素直にうれしい。日本を背負って戦う責任と覚悟を持って頑張りたい」。喜びをかみしめながら、大舞台に向けて決意を語った。
五輪の1年延期が塩越のサッカー人生を大きく変えた。昨年10月に代表に初招集されたため「去年(五輪が)行われる予定だったら、自分はここまで絶対に来られていなかった」。今年4月の国際親善試合2戦では出番がなかったが、デビュー戦となった今月10日のウクライナ戦で2得点。一躍注目を浴びたシンデレラガールだ。
メダル獲得に向け、高倉麻子監督は「選手全員に関して、ラッキーガール的な存在が出てくればチームの大きな力になる」と期待する。呼応するように塩越は「この選手が出たら何か起こりそうというような期待を持たれる選手になりたい」とニューヒロインに名乗りを上げる。
「金メダルを取るために自分の力を全力で出し切っていきたい」。今夏、シンデレラガールがなでしこに幸運をもたらす。