「天皇杯・２回戦、横浜ＦＣ１－２八戸」（１６日、ニッパツ三ツ沢球技場）

　残りの６試合が行われ、Ｊ１の横浜ＦＣは１－２でＪ３八戸（青森）に敗れた。横浜ＦＣのＦＷ三浦知良（５４）はベンチ入りしたが出場しなかった。

　まさかの劣勢を最後まで、はね返すことはできなかった。横浜ＦＣの早川監督は「本当に情けないゲームになった。何一つ相手を上回れなかった」とＪ３八戸に完敗を認めるしかなかった。

　「ボールが前に進まなかった」と振り返るように試合を通して単調な攻撃が続いた。後半には２失点を許し、同４３分に途中出場のＦＷクレーベが１点を返すのがやっとだった。出場すれば５４歳３カ月２１日で最年長出場記録更新だったＦＷ三浦は出番なし。本来のトップ下で先発した４２歳の中村は直接ＦＫを狙うなどしたが、最年長得点記録の更新はならず後半４０分に退いた。

　「テンポが良くない」と指揮官。理想のサッカーができないままルヴァン杯も敗退、リーグも最下位と厳しい結果が続いている。