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オナイウ阿道 代表初ゴールから6分でハットトリック達成“ポスト大迫”へ堂々名乗り

 前半、この試合ハットトリックとなる3点目をヘッドで決めるオナイウ(撮影・高部洋祐)
 前半、PKで先制ゴールを決めるオナイウ
 前半、自身2点目のゴールを決めるオナイウ
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 「W杯アジア2次予選、日本5-1キルギス」(15日、パナソニックスタジアム吹田)

 国際サッカー連盟(FIFA)ランキング28位の日本はFWオナイウ阿道(25)=横浜M=のハットトリックなどで、5-1で同99位のキルギスに快勝した。後半には途中出場のDF佐々木翔(31)=広島=らが追加点を奪った。既にF組1位で9月開始の最終予選進出を決めている日本は8戦全勝、勝ち点24で2次予選を終えた。

 初の代表スタメンで“ポスト大迫”に名乗りを上げた。1トップで先発したオナイウが前半27分に自らが得たPKで代表初ゴール。31分にはMF川辺のクロスに左足で合わせ、33分にもDF小川のクロスをヘッドで決めた。日本代表史上23人目、37度目のハットトリックをわずか6分間で達成した。

 「チーム(横浜M)でやっていることがすべて結果、内容に出ている」。今季J1で3位となる10得点の活躍そのものを代表のピッチでも披露した。

 約3週間の代表活動を締めくくるキルギス戦。森保監督は現状のベストメンバーで臨んだ11日のセルビア戦からMF守田以外のスタメン10人を変更。国内組7人を起用し、最終予選メンバー入りへ最後の実戦テストを行った。そこで大迫の負傷により追加招集のオナイウが期待に応えた。

 ナイジェリア人の父と日本人の母のもとに生まれ、小学2年でサッカーを始めた。埼玉・正智深谷高で指導した小島時和監督は「身体能力とボールタッチのしなやかさは違った」と振り返る。3年時の全国高校総体準々決勝・星稜戦でGKが伸ばした手の上から頭でたたき込む先制点を決めた。「圧巻だった。すごいものを見せてもらった」。この試合2得点2アシストでベスト4に導く。大会優秀選手に選出され、プロへの扉を開いた。

 苦難を乗り越えての代表初ゴールだ。16年リオデジャネイロ五輪ではバックアップメンバーにとどまり、17年にJ1浦和移籍後も毎年のようにレンタルを経験した。「それがなかったらここにいなかったかもしれない。いろんな人との出会い、経験、選手としての幅。みんなに感謝しながら、呼んでいただいた時にしっかり結果を残すことを意識していきたい」。最終予選に向け、待望のストライカーが開花した。

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