オナイウ 初出場弾決める「アピールして結果出さないと」
サッカー日本代表は9日、国際親善試合・セルビア戦(11日・ノエビアスタジアム神戸)に向け、大阪府内で約1時間の調整を行った。左内転筋違和感のFW大迫勇也(31)=ブレーメン=はけがのため、途中離脱することが決定。追加招集されたFWオナイウ阿道(25)=横浜M=が代表デビューする可能性が強まった。
初招集から1年7カ月。オナイウが代表デビューのチャンスを迎えた。「次の試合に向けて良いモチベーションでいる。出場機会があれば結果を残したい」と気持ちを込めた。
大分時代の19年11月に代表初招集。しかし出番はなかった。「出場機会を与えられるまでの信頼を勝ち取ることができなかった。ここでアピールして結果を出さないといけないと前回よりも感じる」。J1得点ランク3位の10得点。再びつかんだチャンスに燃える。
娘2人の父。横浜MではNHK・Eテレ「おかあさんといっしょ」に着想を得たゴールパフォーマンスを披露する。「できたらやりたい。サッカーが好きな親御さんに、子どもたちが好きなテレビのパフォーマンスをやることで、個人を知ってもらうことにもなる」。代表初弾を狙う。