なでしこ・田中美南 五輪代表入りへ「やってやるぞ」武者修行の成果出す
「国際親善試合、日本-ウクライナ」(10日、エディオンスタジアム広島)
サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」のFW田中美南(27)=レーバークーゼン=が9日、オンラインで取材に応じた。五輪代表最終選考の場となるウクライナ戦(10日)、メキシコ戦(13日)の2戦にむけて「チャレンジャーの立場なので、失うものは何もない。やってやるぞという思いが強い」と意気込んだ。
田中は今年2月に“武者修行”としてドイツ1部のレーバークーゼンに今月末までの期限付きで移籍。今後はINAC神戸に復帰してWEリーグ開幕を迎えることが決定している。
海外でプレーした約半年では精神的に成長したとし、「言葉もあんまり分からない中でも自分のプレーを出す、自分の思っていることを伝えるとか、多様力みたいな、自分が見て感じた1番良いプレーが選択できるようになった」と田中。「チームのみんな失敗とか恐れずにやっていく。失敗しても切り替えてどんどんゴールに向かう姿勢とかをこっちでもうまく出せていけたら」と海外で得た成果を存分に発揮する。