サッカー 田嶋会長がジャマイカ戦中止の経緯を説明「PCRの陰性証明に不備」

 日本サッカー協会(JFA)は1日、国際親善試合ジャマイカ戦(3日、札幌ドーム)の中止を発表した。同じく3日に札幌ドームで日本代表-U-24(24歳以下)日本代表の試合を開催することも発表し、田嶋幸三会長が緊急オンライン会見を行った。

 「ジャマイカはアメリカからとヨーロッパでプレーする選手と2手に分かれ、10人10人に分かれて日本に来る予定でした。アメリカではチームスタッフも含めて昨日到着しております。(ヨーロッパから)30日のフライトで来る予定の選手たちは、PCRの陰性証明に不備があるとして、空港のカウンターにて搭乗が許されませんでした。義務付けられた試合3日前となる5月31日に到着できませんでした」と10人が入国できなかったことを説明した。

 あらゆる手段は尽くした。田嶋会長は「チャーター機等で試合に間に合うように努力しておりましたが、間に合わないということになった」と話し、「とても10人で試合をすることはできません。このキリンチャレンジカップを行うのにふさわしくないと感じました」と中止に至った。

 代替試合として3日に札幌ドームで開催されることになった日本代表-U-24(24歳以下)日本代表の試合については「なかなか普段、代表同士の試合は見られないが、東京五輪だからこそできたことだと思っている。こういう試合を見て、次の代表にどんどん入ってくる若い選手たちが五輪世代にいる。非常に興味がわく試合」と語った。

 なお本試合において投げ銭のウェブサービス「KASSAI」で募金活動を実施し、募金は医療従事者等の活動に寄付する。

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止対策を行った上での開催で無観客試合で行われる。

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