徳島DFカカ「何も考えず飛び込んだ」ホームで初ゴールも悔しいドロー ミスから失点
「明治安田生命J1、徳島1-1湘南」(30日、ポカリスエットスタジアム)
J1徳島が湘南と引き分け、ホームで勝ち点1を積み上げた。
前半13分、コーナーキックのこぼれ球を拾ったMF岩尾憲(33)のクロスを、DFカカ(22)が頭で押し込んだ。リーグ戦初ゴールを仲間と抱き合って喜び、試合後も「何も考えず飛び込んだ。ホームで決められてうれしい」と笑顔を見せた。
しかし、喜びもつかの間。23分にDFドゥシャン(32)のクリアミスから失点。その後は中盤でボールを奪われることも多く、相手ゴールをこじ開けるには至らなかった。ダニエル・ポヤトス監督(42)は「苦戦した時間もあったが、支配した時間もあった」と前向きに話した。
5月は6試合で1勝3敗2分けと苦戦した。次節は来月23日のFC東京戦。9日に天皇杯2回戦があるものの、リーグ戦は中断期間に入る。ポヤトス監督の考えをさらに浸透させるチャンスだ。「いい仕事をすれば結果はついてくる」と指揮官。充実した時間を過ごし、勝利につなげる。