FW大迫勇也、欧州残留が最優先と断言 今季ドイツで無得点…2部降格で去就語る
サッカー日本代表は26日、W杯カタール大会アジア2次予選のミャンマー戦(28日、千葉・フクダ電子アリーナ)に向け、千葉県内で冒頭15分間を除く非公開で調整した。オンライン取材に応じたFW大迫勇也(31)=ブレーメン=は、注目される去就について、欧州残留を最優先とする考えを明かし、最終予選進出にも意欲を示した。
決意は固まっている。大迫は耳目を集める去就について「欧州でFWとして使ってくれるチームを探すのが第一」と、欧州残留が最優先と断言した。
今季はリーグ戦24試合無得点。先発出場7試合で本職ではない中盤での起用も多く「歯がゆい時間」を過ごした。チームは41季ぶりに2部降格。契約を来夏まで残すものの移籍が有力視されていた。
新天地について「FWで出られるところ。自分が求めるところはそこだけ。そこで評価されるべき選手」とストライカーとしての矜持を隠さなかった。
所属先で出場機会を失っても、FWの絶対的な主軸として招集を続けてきた森保監督の信頼は厚い。「一番前にいるので、みんなにしっかりしたプレーを見せないといけない」と責任感を口にし、「今は代表のことしか考えていない」と気持ちを切り替えた。
ミャンマー戦に勝利すれば「一番楽しみ」と語る最終予選進出が決まるが、「まずはしっかり結果を出すことが大事」と目前の戦いを見据えた。