Ｊ１横浜ＦＣのＦＷ三浦知良（５４）が１４日、５月１５日に迎える「Ｊリーグの日」に向けて動画でメッセージを配信し、「世界に誇れるＪリーグを目指して新たな歴史を刻んでいきましょう」などとコメントした。

　カズは、Ｖ川崎時代にＪリーグ初年度となる１９９３年５月１５日の開幕戦（Ｖ川崎－横浜Ｍ）に出場した唯一の現役選手となっている。

　所属する横浜ＦＣは昨季１３年ぶりにＪ１復帰。カズにとってプロ３６年目の今季もここまでリーグ１試合に出場し、自身の持つＪ１最年長出場記録を更新している。

　今季、得点となれば、ジーコ（鹿島）が持つＪ１最年長得点記録（４１歳３カ月１２日）を大幅に塗り替えることからも“キング”へ大きな期待がかかっている。

　以下、カズのコメント

「この度、Ｊリーグが誕生してから２９年目を迎えました。本当に嬉しく、また感謝の気持ちでいっぱいです。今現在もそうですが、これまでもＪリーグでは幾多の困難がありました。そのような状況でも、誰かが困っていればクラブの垣根を越えて手を差し伸べて、共に乗り越えてきました。

　Ｊリーグを通して生まれてきた歴史や絆は決して色あせず受け継がれていくと思います。これからも皆さんと一緒に様々な方に愛されるＪリーグ、世界に誇れるＪリーグを目指して新たな歴史を刻んでいきましょう」