なでしこ菅沢がハットトリック達成 東京五輪代表入りへ大きくアピール

 後半、ヘディングでハットトリックを決める日本代表・菅沢優衣香(撮影・堀内翔)
 後半、ヘディングシュートでハットトリックを決めた日本代表・菅沢優衣香(撮影・堀内翔)
 後半、ハットトリックを決めて祝福される日本代表・菅沢優衣香(右から2人目)=撮影・堀内翔
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 「女子国際親善試合、日本-パナマ」(11日、国立競技場)

 女子日本代表“なでしこジャパン”のFW菅沢優衣香(三菱重工浦和)がハットリック。東京五輪代表へ大きくアピールした。

 前半8分、細かいパスワークで中央から切り崩し、左からペナルティーエリアに侵入したFW岩渕がシュート。これはGKと相手DFに当たってはね返ったが、そのこぼれ球を中央にいた菅沢が押し込んだ。

 3-0で迎えた同42分には2点目。MF長谷川が中央左を巧みに3人をかわして前線の菅沢にパス。放ったシュートはいったんはGKに当たって跳ねたボールに反応、ゴールに押し込んだ。

 5-0で迎えた後半11分にはハットトリック達成。菅沢が長谷川から左サイドでパスを受けた岩渕の正確なクロスをゴール前中央で、ドンピシャで頭で合わせた。

 菅沢は代表通算24得点。後半14分に交代した。

 2019年11月に完成した“新国立”では男女通じて初めての代表戦で、東京五輪では女子決勝の舞台となる。国際サッカー連盟(FIFA)ランキングでは日本が10位、パナマは59位となる。

 日本のスタメンは次の通り。

 GK 山下杏也加(INAC神戸)

 DF 清水梨紗(日テレ)、高橋はな(三菱重工浦和)、宝田沙織(スピリッツ)

 MF 中島依美(INAC神戸)、長谷川唯(ACミラン)、林穂之香(AIK)、北村菜々美(日テレ)

 FW 岩渕真奈(アストンビラ)、菅沢優衣香(三菱重工浦和)、籾木結花(レイン)

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