Ｊ１Ｃ大阪のレビー・クルピ監督（６８）が１日、鳥栖戦（２日・ヤンマー）を翌日に控え、オンライン取材に応じた。攻撃サッカーを掲げる指揮官は、開幕から７試合連続無失点のＪ１記録に王手をかけている鳥栖に対し、「大阪でそのような新記録を達成させることは絶対させません」とストップを宣言した。

　開幕から６試合５４０分無失点の鳥栖との対戦。相手にＪ１新記録達成の可能性があることを問われると「大阪でそのような新記録を達成させることは絶対させません。必ずゴール決めてみせます」と自信を見せた。

　ただし不安要素も抱える。前節の湘南戦（３月２１日・レモンＳ）でＭＦ坂元、原川、高木の主力級の３人がそろって負傷。「残念ながら３選手は明日の試合に出られる状態ではない」と明かす。右アタッカーとして日本代表にも招集された坂元の代役を問われると、「ここで名前を挙げることはできないが、先発を勝ち取った選手がいる。彼以外の選手も競争をしていた。最終的には彼を選んだが、チームの底上げにつながった」と前向きに話した。

　ＦＷ豊川もオンライン取材に応じ、鳥栖の記録ストップに意気込む。「ゴールを狙うのはもちろん。どれだけシュート本数を多くできるのかカギになる」と気合を込めた。