投資家・本田圭佑が提言「お金のことを義務教育から教えるべき」

 サッカー元日本代表MF本田圭佑(34)が23日放送のラジオ番組「本田圭佑NowVoice」(ニッポン放送、火曜、後7時)にポルトガルから出演。投資家としての側面から、日本の教育に一石を投じた。

 「日本の教育が根本的に間違っている部分があるなと思っていて、お金のことを小さい時から義務教育の時から教えるべきだと思うんですよ。あまりにも教えなさすぎる」

 その言葉の背景には、自らの経験を通じて痛感した思いがあった。本田は言葉を続けた。

 「僕自身何も知らなかったんで。2010年の南アフリカでビジネスに携わるきっかけを得てから、右も左も分からんまま会社も作って、サッカースクール立ち上げて、投資もし始めて、というのもみんなゼロからで何も分からなかったんで。もしかしたら不必要だったかもしれない失敗もたくさんしたので。それってもっと教育で事前にそういうノウハウがあれば、避けられたと思うので。次世代のスポーツ選手にはそうなってほしいと思う」

 ゼロから挑戦し続けてたどりついた今。振り返れば遠回りもあったかもしれない。そんな思いが教育への提言と繋がった。

 さらに本田は「僕からしたら銀行に預けることも投資。銀行に代わりに運用してもらっているんだねっていうことなんで」と持論を展開。「それで僕はいつも岡崎に『銀行に預けるんやったら銀行より俺の方が信用できるから俺にお金を渡しとけ』って言うんですけど…。岡崎は『いやや』って言う」と“オチ”もつけて笑いも誘っていた。

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