神戸・酒井高徳、J1舞台での兄弟対決に意欲「敵として戦うので容赦しない」

沖縄キャンプで走り込む(左から)神戸・酒井、山口、大崎(C)VISSEL KOBE
早朝、ビーチをランニングする(左から)神戸DF初瀬と酒井(C)VISSEL KOBE
オンライン取材に応じる神戸DF酒井(C)VISSEL KOBE
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 J1神戸の元日本代表DF酒井高徳(29)が沖縄キャンプ8日目となる11日、オンライン取材に応じ、今季J1鳥栖に移籍した弟のMF宣福(28)との兄弟対決を心待ちにした。

 昨季J2大宮でプレーした宣福が鳥栖に移籍。2人がJ1舞台にそろうのは高徳がドイツに移籍する前、ともに新潟に所属した11年以来となる。「どれだけ彼が成長しているのか楽しみ」と笑みを浮かべた。今回は同じチームではないため兄弟対決が実現する可能性がある。「敵として戦うのでピッチ内ではあまり容赦しないと先に言っておきます」と宣言した。

 自身は昨年3月にJリーグ選手として初めて新型コロナウイルス感染が確認され、約1カ月間入院した。万全ではない中、昨季リーグ戦32試合出場1得点6アシストという結果を残したが、納得はしていない。「最後の精度だったり、攻撃に出ていく回数だったり、最終的にコンディションが良ければできることばかり。コンディショニングをよくして昨年を上回るような活躍をしたい」と昨季を上回る得点アシストを目指す。

 始動日前から体作りに重点を置き、キャンプでも充実のトレーニングを積んでいる。「自分自身の体の感じもいい。開幕で120%出せるようなコンディションを作っていきたい」。27日の開幕戦・G大阪戦(ノエスタ)に視線を向けた。

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