サウサンプトンが南野拓実の期限付き移籍発表 移籍期間最終日に電撃移籍
イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンは2日、リバプールから日本代表MF南野拓実(26)を期限付き移籍で獲得したと発表した。移籍期間は今季終了までの半年間。
プレミアリーグの移籍期間は1日午後11時(日本時間2日午前8時)に閉じられたが、英スカイスポーツ(電子版)などによると、移籍に必要な書類は既に提出されていたという。
南野は2020年1月にオーストリア1部ザルツブルクから24年6月末までの4年半契約でリバプールに加入。移籍金は725万ポンド(約10億3千万円)と報じられた。
2季目となる今季は昨年8月のコミュニティー・シールドで移籍後初得点を決めるなど、ここまで公式戦17試合4得点。リーグ戦では直近7試合連続ベンチスタートと定位置争いに苦しんでいた。1月21日のバーンリー戦で途中出場したが、6分間のプレーに終わっていた。
サウサンプトンは過去に日本代表DF吉田麻也(サンプドリア)やFW李忠成(J2京都)が所属していた。今季は8勝5分7敗の11位。2日(日本時間3日)にマンチェスター・ユナイテッド戦を控えるが、南野は出場しないとみられる。
オーストリア出身のラルフ・ハゼンヒュットル監督はクラブ公式サイトで南野について「攻撃の良いオプションとなる重要な選手。選手層に厚みを持たせることができた。一緒に仕事を始めることを楽しみにしている」と語った。