J1仙台 手倉森誠氏の来季監督就任を発表、8年ぶり復帰「復興のシンボルに」

 J1仙台が29日、来季の監督に、今季まで長崎を率いた手倉森誠氏(53)が就任すると発表した。

 手倉森氏は、仙台ではコーチ、ヘッドコーチを経て、08年から13年まで監督を務めた。その後、リオ五輪に出場するU-23日本代表監督や、A代表のコーチを歴任。19年から長崎の監督を務めていた。

 クラブを通じ、「東日本大震災発生から10年目となる来シーズン、チームを率いることは様々な出来事とタイミングが重なったものであり、天に導かれたのだと感じています」とコメント。「今シーズン苦しんだベガルタ仙台を立て直す責任を持ち、常々話していた被災地・東北の希望の光、復興のシンボルになるべく、もう一度、舵を取ります。東北人の底力を見せるために、みなさまの力が必要です。また共に闘ってください」と自身の決意とともに、共闘をファン・サポーターに呼びかけた。

 仙台は今季リーグ戦は6勝10分け18敗で、勝ち点28の17位(18チーム中)。今季は新型コロナウイルスの影響を考慮し、降格がないレギュレーションで開催されたが、従来通りであれば降格圏の順位のため、立て直しが必要な状況になっている。

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