サッカー大会出場の「判断尊重」 県立高校部員の飲酒で奈良知事
全国高校サッカー選手権に初出場する奈良県立山辺高サッカー部の部員が飲酒した問題で、荒井正吾知事は23日の記者会見で、学校が大会出場を辞退しないことに関し「飲酒自体は良くないが、校長の判断を尊重すべきだと思う」と述べた。
学校は飲酒した10人の反省の態度などを踏まえ、8人は大会に出場させ、2人は出場させないと決定した。荒井知事は「生徒の反省を踏まえたもので、このようなケースは校長の判断が全てだ」とも指摘。「ピッチに入れるかどうかは監督の差配だ」と述べた。
部員は連携するサッカーチーム「ボスコヴィラサッカーアカデミー」に所属し、チーム運営の寮で生活している。