J1神戸・立花陽三社長が退任へ 後任は31歳の徳山大樹副社長、J1最年少社長

 J1神戸は23日、立花陽三社長(49)が来年1月末で退任し、新社長に副社長執行役員を務める徳山大樹氏(たいき、31)が同2月1日付で正式に就任予定であると発表した。徳山氏はJ1最年少社長となる。

 東京都出身の立花氏は慶大卒業後、外資系証券会社を渡り歩き、11年にはメリルリンチ日本証券の常務執行役員も務めた。12年8月にプロ野球楽天の球団社長に就任。15年から神戸の代表取締役副会長も兼任し、17年10月に代表取締役社長に就任した。今後は代表権を持たない取締役副会長としてクラブに残る予定。

 立花氏は「社長就任以来、ファン・サポーターの皆様をはじめヴィッセル神戸に関わる方々に多大なるご指導・ご支援を賜りましたことに、改めまして心より御礼申し上げます。今後もクラブの発展に向けて邁進していく所存です。引き続きサポーターの皆様に愛されるクラブを目指して努力いたします」とクラブを通じてコメントした。

 神奈川県出身の徳山氏は早大を卒業後、11年に楽天に入社。主にEC事業を担当し、19年7月から神戸の副社長執行役員となった。Jリーグでは、19年6月に当時31歳でJ2琉球の社長に就任した三上昴氏に並ぶ歴代最年少社長となる。

 徳山氏は「この度、楽天ヴィッセル神戸株式会社の代表取締役社長に就任することになりました。私は2011年に楽天株式会社に入社後、楽天市場事業に従事し、昨年よりヴィッセル神戸に携わらせていただきました。アジアNo.1クラブという目標達成のため、監督、コーチ、スタッフ、ファン・サポーターの皆様、スポンサーの皆様、ヴィッセル神戸に関わる全ての皆様とともに、『一致団結』して邁進して参ります。どうぞよろしくお願いいたします」とコメント。神戸のさらなる飛躍が若き手腕に託される。

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