カズ54歳の来季へ意欲「挑戦させてもらえるなら、挑戦していきたい」横浜FC最終戦
「明治安田生命J1、横浜FC3-1横浜M」(19日、ニッパツ三ツ沢球技場)
横浜FCのFW三浦知良(53)が後半45分に途中出場を果たした。今季出場4試合目で、自身の最年長出場記録を53歳9カ月23日に塗り替えた。
下平監督からは「最後によろしくお願いします」と託され投入された。
前戦からボールを追い込むなど、積極的なプレーを見せた。ただ、シュートを打つことはできず無得点。ホームでジーコの持つ最年長得点記録(41歳3カ月12日)大幅更新とはならなかった。
試合は、前半2得点、後半1得点と3発で快勝した。試合後にはベルギー2部のロンメルへ移籍するFW斉藤光毅(19)のセレモニーが行われ、カズが花束を渡して送りだした。
カズはオンライン取材で、「自分の個人のことを言わせてもらうと、ここ2年、今年で3年間ですかね。やはり、物足りなさは感じていますし、もっと試合に出て、という思いは毎日、持っています」と悔しさをにじませた。その上で、「もうこれは努力しかないので。自分にどれぐらいの伸びしろがあるかは、自分でも分かりませんけど」としつつ、「あきらめずに自分にしかできないことを続けてやっていきたいし、挑戦させてもらえるなら、挑戦していきたいなと思います。毎日精いっぱい、やっていきたいなと思います」と来季への思いを語った。


