サッカースペイン１部リーグのヘタフェが日本代表ＭＦ久保建英（１９）のビリャレアルでのレンタル移籍解消のケースに備え、冬市場での獲得を準備しているという。１２日のスペイン紙マルカが伝えている。

　記事によると久保がビリャレアルで十分な出場機会を得ておらず、所属元のレアル・マドリードが不快感に似たものを抱えている状況を察したヘタフェが、ビリャレアルへのレンタル移籍が終わる場合、久保の貸し出しを要望したとしている。

　久保とＲマドリード関係者は定期的に連絡を取り合っているとされる。１１月２１日のビリャレアル対Ｒマドリード戦ではクラブ幹部が久保と直接話をする機会があり、今後について意見交換したという。当面様子を見る方針でＲマドリードとしてはビリャレアルと問題を起こすつもりはないものの、状況が変わらず選手の成長が止まるとの見通しなら、他の選択肢を検討することもあるとの方針を確認したという。