「明治安田生命J1、川崎3-1横浜M」(18日、川崎市等々力陸上競技場)
川崎がJ1制覇に王手をかけた。首位・川崎は昨季王者・横浜Mに3-1で勝ち、勝ち点を72に伸ばした。21日の次節・大分(昭和電ド)に勝てば、J1が現行の18チーム34試合制で争うようになった2005年以降では最速の29試合目で、2年ぶり3度目の優勝が決まる。引き分けるか負けても、22日のG大阪の結果次第で優勝の可能性がある。
ピッチを美しく切り裂いたドリブルが、ハイレベルな一戦に終止符を打った。
2-1の後半ロスタイム、自陣ペナルティーエリア付近でボールを拾ったMF三笘がドリブルを開始した。左へ弧を描きながらも前へ前へ。相手守備陣をかわし、抜き去りながらゴール前でFW小林へパス。ゴールが決まった直後に終了の笛が響く。衝撃の“等々力横断ウルトラドリブル”に「過去最高の(距離の)長さから、得点につながったと思う」と笑顔を見せた。
前半途中に相手GKが退場。数的優位だったが、昨年王者の意地を見せて高い次元での打ち合いとなった。後半8分に三笘が先制点を決めるも、その6分後に同点弾を許す。終盤にDFジェジエウが勝ち越し点を決めたが、勝利は両チームの間を揺れ動いていた。
これで2年ぶりのJ1制覇に王手。21日の大分戦で勝利すれば、5戦を残す史上最短での優勝が決まる。「アウェーは厳しいが、次で決めるつもりでいきたい」と鬼木監督。シャーレ(優勝皿)は、もう手に届くところにある。