J1川崎 V王手ならず悔しいドロー…最短優勝21日の大分戦に
「明治安田生命J1、鹿島1-1川崎」(14日、カシマスタジアム)
首位を独走する川崎は鹿島と1-1で引き分けた。12連勝の後、2戦勝利なしで最短優勝は21日・大分戦(昭和電ド)となった。
悔しいドローとなったが、栄冠に向かってわずかに前進した。前半18分、相手のパスミスをカットしたMF脇坂がドリブルで運んで、右足で先制点。「冷静に流し込めた」と主導権を握る一撃を振り返った。
だがそこから追加点が奪えず、逆に終盤に追いつかれた。それでも鬼木監督は「できれば勝ち点3を取って帰りたかった。ただ試合が開催されるかなど難しい状況だった。これをポジティブに捉えて次に進んでいきたい」と前を向いた。
G大阪とC大阪が敗れ、勝てば2年ぶりのV王手だったが持ち越し。優勝は最短で21日の大分戦(昭和電ド)となったが「自力で優勝できるチャンスが残っている。次も勝利にこだわっていく」と脇坂。歩みは止めない。