仙台FW長沢駿が古巣相手に衝撃ハット 公式19戦ぶり勝利 12戦無敗G大阪止めた

G大阪戦でハットトリックを達成し、サポーターに手を振る仙台・長沢=パナスタ
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 「明治安田生命J1、G大阪0-4仙台」(14日、パナソニックスタジアム吹田)

 仙台FW長沢駿(32)が古巣のG大阪相手にJ1初のハットトリックを演じ、公式戦19試合ぶりの勝利に導いた。

 長沢は前半17分に左足で先制ゴールを決めると、同44分にはMF浜崎のCKを頭で押し込んだ。さらに後半30分、MF佐々木のクロスに再び頭で合わせた。8月8日の神戸戦以来となる白星をつかみ「勝つことがこんなに気持ちいいと忘れていた。やっと勝ててホッとしている」と喜びに浸った。

 G大阪には2015年夏から3年半在籍(2018年夏から神戸に期限付き移籍)していた。「古巣から勝てて、3点取れて自信にもなる。ガンバの選手からは怒られました」と笑いを誘った。次節FC東京戦(18日、ユアスタ)に向けて「サポーターの皆さんに悲しい思いで帰らせてしまっている。勝ってみんなで喜び合いたい」とホーム初勝利を誓った。

 G大阪は元日本代表DF昌子が10月14日の横浜M戦以来となる先発復帰を果たしたが、今季最多となる4失点を喫した。序盤から仙台の気迫に押され、昌子は「球際、試合の入り方、アグレッシブさも含め仙台さんは素晴らしいアクションで、我々は後手に回ってしまった」と振り返った。12戦無敗だったG大阪は9月13日の湘南戦以来となる敗戦で、2007年のクラブ記録(13戦無敗)に並ぶことはできなかった。

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