ルヴァン杯決勝、11/7開催中止、代替日未定 柏で13人コロナ陽性「安全面確保難しい」
日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)は4日、緊急会見を開催して、サッカーのYBCルヴァン杯の決勝戦について、7日の開催を見送り、代替日を設けて開催することを発表した。Jリーグによると、ルヴァン杯決勝の延期は初めて。
同杯はFC東京-柏の対戦で優勝を争うことになっていたが、柏で選手1人とネルシーニョ監督を含めた、3人が新型コロナウイルス感染症の陽性者であることが判明した。クラブはこれを受けて3日に選手とスタッフら計82人のPCR検査を実施。4日夜までに結果が出て、選手2人とトップチームスタッフ8人の陽性を確認され、合計13人が陽性者となった。
検査結果を受け、リーグとの協議の結果、11月7日の決勝開催を中止することになった。
村井チェアマンは「柏、FC東京を交えて協議を重ねて参りました。感染経路が特定できる状況にない中で、3日後に迫ったルヴァンカップを開催するのは選手の安全面をの確保が難しいと判断しました。両クラブと協議をしましたが万全の体制で日程調整を行った上で決勝の御案内をさせて頂きたいと思います」と説明した。
新たな日程について、村井チェアマンは「両クラブの意向をヒアリングしてJリーグが決める。日程はACL期間中は難しい。帰国後の待機期間も考慮しないといけない。そういう中で制約条件がない中で決める。年明けも可能性としてはゼロではない」と話した。