再開以降J最多観客数動員 C大阪・清武、ドローも「充実したダービー」

 「明治安田生命J1、C大阪1-1G大阪」(3日、ヤンマースタジアム長居)

 第26節、第31節の計7試合が行われ、コロナ禍から再開後のJリーグでは最多となる1万9553人を集めたG大阪とC大阪の「大阪ダービー」は、1-1で引き分けた。

 スタジアムに熱が戻りつつある。リーグ戦通算40度目の大阪ダービーは引き分けに終わったが、再開後J最多となる1万9553人が詰め掛けた。再開初戦の7月4日の大阪ダービーは無観客だったが、この日は声援代わりに送られたサポーターの手拍子が大阪ダービーを彩った。C大阪のMF清武は「少しずついつも通りのダービーが戻ってきた」と感慨深く振り返った。

 前半32分に先制を許したC大阪だが、同34分にFW豊川が3試合連続ゴールを頭で押し込み、2分間で試合を振り出しに戻した。その後は決め手を欠き、ロティーナ監督は「勝ってもおかしくない試合。結果には満足していない」と悔やんだ。

 2位G大阪との勝ち点3差を直接対決で詰められず、天皇杯と来季のアジア・チャンピオンズリーグ出場権争いで痛い勝ち点1となった。それでも清武は「上に行くチャンスはある」と前向きにとらえた。何よりも2万人近いサポーターを迎えられたことに意義があった。「充実したダービーだった」という言葉に思いが凝縮されていた。

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