Ｊ１Ｇ大阪の元日本代表ＭＦ遠藤保仁（４０）がＪ２磐田に今季終了まで期限付き移籍することが２日、分かった。クラブ関係者は交渉中であることを認め、近日中に正式発表される見込みとなっている。

　遠藤はプロ２３年目を迎えた今季、Ｊ１最多出場記録を更新し、通算６４１試合に出場しているが、先発出場は３試合にとどまっており、さらなる出場機会を求めて新天地を模索したとみられる。Ｊ２でのプレーはＧ大阪が降格した１３年以来７年ぶりとなる。

　Ｊリーグは今季、新型コロナウイルスの影響で２日から３０日まで第３登録期間（ウインドー）を設けており、登録が完了すれば最短で１０日のアウェー松本戦から出場可能となる。

　磐田は前節山口戦（先月３０日、みらスタ）に敗れて今季初の連敗を喫し、７勝９分け７敗で１２位に沈んでいる。Ｊ１昇格圏内の２位北九州とは勝ち点１５差でＪ１復帰は厳しい状況だが、不惑を迎えた希代の司令塔を獲得し、巻き返しを図る。