C大阪・柿谷「負けたら終わりくらいの気持ちで」首位川崎戦へ練習を公開

 J1C大阪は1日、次節川崎戦(3日、ヤンマー)に向けて、大阪市内で行われた練習を報道陣に公開した。新型コロナウイルスの感染拡大以降、練習は完全非公開が続いていたが、約半年ぶりの公開となった。冒頭30分間を除き非公開となったが、秋晴れの空の下、負傷者もなく全選手が汗を流した。

 勝ち点42で2位のC大阪が同53で首位を走る川崎をホームに迎える首位決戦。勝ち点差は11と開いており、逆転優勝のためには引き分けも許されない。ロティーナ監督(63)は「選手というのは、こういった試合を戦うためにプロになることを夢見てきた。いつも通り勝ちにいきたい」と決戦への心構えを説いた。

 8月の前回対戦では先制に成功したが、5失点を喫して敗れた。主将のMF清武弘嗣(30)は「(川崎は)隙のないチーム。前半にリードされると難しくなるので、こっちがリードするか0-0でいければ」と試合展開を描き、「失うものはない。一つ一つの局面を楽しみながら、いい結果をつかみたい」と意気込んだ。

 勝てば勝ち点差8に縮まるが、負ければ14差と絶望的な状況になる。FW柿谷曜一朗(30)は「1回でも負けたら終わりくらいの気持ちでやらないと。ホンマにラストチャンスだと思う」と決意をにじませた。

 ヤンマースタジアム長居では川崎戦から観客動員数の上限が収容率の50%まで引き上げられ、2万1000人まで来場可能となる。入場券は販売中で年間シート4000枚に加え、前売り7000枚が売れているが、まだ約1万枚の余裕が残されており、大一番へサポーターの後押しが待たれる。

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