元女子日本代表・永里優季、なんと男子チームへ 「はやぶさイレブン」へ期限付き移籍
サッカー元女子日本代表のFW永里優季(33)がNWSL(アメリカ女子リーグ)のシカゴ・レッドスターズから男子の神奈川県リーグ2部「はやぶさイレブン」へ期限付き移籍することが決まった。10日、神奈川県厚木市で入団会見を行い、「(男子のチーム、リーグで)全く出来ないというイメージはない」と言い切った。日本サッカー協会にプロとして登録された女子選手が男子の第1種(一般、大学)に登録されるのは初となる。
「いつか男子のリーグでプレーしたい」。小さい頃からの夢をアメリカでも持ち続けた。コロナ禍で実戦がこなせない中、同クラブに所属する兄・源気を通じ移籍が決まった。来季3月開幕予定のNWSLのプレシーズンまでには再び渡米することになっている。
永里は生まれ育った厚木のクラブに「経験を還元し、世界と厚木をつなぎたい」と地元への恩返しも誓った。公式戦デビューは、早くても10月中旬となる見込みだ。