「明治安田生命Ｊ１、清水１－２柏」（５日、ＩＡＩスタジアム日本平）

　１３試合で１４得点を挙げている柏のエースＦＷオルンガが登録メンバーから外れた。ネルシーニョ監督は試合後の会見で休ませるために遠征メンバーから外したと説明した。

　監督は、連戦が続いていることを考慮し、メディカルスタッフと協議した上で、「（ルヴァン杯からの）アウェーの２連戦についてはまず彼をしっかり休ませようという判断のもと今回はチームに帯同していません」と説明した。

　柏は８月２９日にリーグ戦第１３節・鹿島戦をホームで行い２－３で敗れた。この試合でオルンガはフル出場し２得点していた。９月２日のルヴァン杯・準々決勝はオルンガはメンバーに入っていなかった。次節は９日にホームでＧ大阪と対戦する。

　この日の試合は呉屋、江坂が２トップで出場し、１点ずつをマークした。

　オルンガ不在は今季リーグ戦で初めてのこと。得点力の低下が懸念される中、存在感を示したのが呉屋だった。７月８日の第３節・横浜ＦＣ戦以来となる先発出場で前半３５分に先制ゴールを決めた。さらに、３分後の３８分には江坂が豪快に蹴り込んだ。

　後半１８分にはＧＫ中村が交代を余儀なくされる事態も起きたが、清水の攻撃を終盤のカルリーニョスジュニオによる１点までで切り抜けた。