スペイン１部バルセロナのアルゼンチン代表ＦＷリオネル・メッシ（３３）の去就問題で４日、メッシ側が父で代理人を務めるホルヘ氏のサインが入った声明をスペイン・リーグに対して発表し、メッシが契約解除する場合は設定された移籍金７億ユーロ（約８８０億円）が発生するとしたスペイン・リーグの公式見解を否定したと、現地メディア「マルカ（ＭＡＲＣＡ）」が報じている。

　掲載されている声明によると、スペイン・リーグに対して「どの契約を調べたのか分からない」と疑問を呈し、設定された契約解除条項が「全く適用されないことは明らか」とした上で、あらためてメッシが移籍金なしで退団できると主張している。

　バルセロナはクーマン新監督の下、８月３１日に新シーズンに向けて始動しているが、メッシはチームに合流していない。