J1名古屋、選手寮の調理スタッフが新型コロナ陽性
J1名古屋は28日、選手寮運営業務委託先所属の調理業務スタッフ1人に新型コロナウイルス感染症の陽性反応が出たことを発表した。100人を対象にPCR検査を27日に行い、トップチーム選手・スタッフおよびトップチーム関係スタッフについては全て陰性判定だった。
保健所の調査の結果、感染した調理スタッフとクラブ内および選手寮のスタッフに濃厚接触者はいなかった。
感染した調理スタッフはPCR検査を受けるまで発熱などの症状はなかった。だが、陽性判定後、28日になって38度5分の発熱があった。現在は自宅で静養中。保健所の指示により29日再度PCR検査をする予定。
同調理スタッフは選手寮内の食堂での盛り付け・食事の配膳・洗い物で、夕食時のみ勤務。業務中は、常にマスクと手袋を着用していたという。
クラブでは今後は感染が広がらないよう引き続き選手・スタッフの体調の変化など経過観察していく。名古屋では複数の選手、スタッフに陽性判定が出ているが、この調理スタッフと寮に居住するMF渡辺柊斗は濃厚接触に該当せず、DF宮原和也およびトップチームスタッフとの接点はない。
名古屋ではコロナ感染に伴い、26日のアウェー広島戦が中止となっている。