神戸・フェルマーレン、欠場理由はふくらはぎの負傷だった 5カ月ぶり復帰で存在感

 「明治安田生命J1、神戸0-2G大阪」(26日、ノエビアスタジアム神戸)

 神戸のベルギー代表DFトーマス・フェルマーレン(34)がリーグ戦で今季初出場した。4バックの左センターバックでフル出場。強固な守備と正確なキックで最終ラインを支え、特にビルドアップでの安定感は突出していた。

 4日のJ1再開から欠場が続いていたが、ふくらはぎを負傷していたことを明かした。中断期間の6月末に行われた練習試合(非公開)で違和感があったといい、「大したことはない。小さなケガだった」と笑みを浮かべた。

 2月19日のアジア・チャンピオンズリーグ水原戦では太もも裏の違和感で前半終了後に途中交代。4日後のJ1開幕戦を欠場していた。約5カ月ぶりの実戦復帰に「久々のプレーでリズムをつかまないといけなかった。フィットネスの足りない部分は経験を活用してカバーするよう心がけた」と振り返った。

 起用に踏み切ったトルステン・フィンク監督(52)は「ここまで良いパフォーマンスは予想以上だった。今日の出来には納得している」と高く評価した。

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