J2徳島、4発大勝で今季初連勝 ロドリゲス監督「完璧に近い内容」
2枚
「明治安田生命J2、徳島4-0山口」(15日、ポカリスエットスタジアム)
J2徳島が大勝し、今季初の連勝を飾った。
「完璧に近い内容だった。目指してきたものがピッチで表現されたと思う」。リカルド・ロドリゲス監督は選手たちを称賛した。
前半21分、FW垣田が滑り込みながら左足で押し込み先制すると、攻撃陣が存在感を発揮した。24分にMF岩尾がへディングで追加点を取ると、後半39分には再び垣田。そして後半48分には、途中出場のFW河田が鮮やかなボレーシュートでダメ押しゴールを決めた。守備でも前線からプレッシャーをかけ続け、山口にチャンスらしいチャンスを与えずに完封。指揮官も納得の試合運びだった。
この日は再開後初めて観客を入れたホームでの開催となった。大声や歌っての応援は禁止されたが、1513人が一つ一つのプレーに拍手を送った。2得点の垣田は「後半の苦しい時間帯でも走れたのは、拍手の力が大きいな、と改めて感じられた試合だった」と、サポーターの後押しに感謝。ロドリゲス監督も「本当にうれしかった。サポーターの熱を感じることができた」と、本来の姿に戻りつつある状況を歓迎した。