森保監督 スペインで活躍の久保を評価「ボールが集まり存在感」「まだまだ成長できる」

 サッカー日本代表と東京五輪男子代表チームを兼任する森保一監督が14日、オンラインで取材に応じ、スペイン1部で存在感を発揮するMF久保建英(マジョルカ)について言及した。

 新型コロナの感染拡大による中断期間があけてから、久保はチームの中心として奮闘。攻撃の軸としてプレーしている他、さまざまなデータ面でも優れた数値を残して話題となっている。そんな久保について問われた指揮官は「本当に成長している。常に彼は成長しているという風に思っています」と目を細めた。

 特にシーズン開幕直後とは周囲との信頼感が上がっていると指摘して「今では自然と建英にボールが集まり、存在感がある。そこはピッチ上に私がいるわけではないが、映像を見ている限りは、今季のスタートのころとはまったく違う」。さらに「付け足すとまだまだ成長できる」と期待を込めた。

 精細を欠いた、直近のセビリア戦に関しては「かなり疲れていたと思う。プレー面でも彼が満足いくプレーではなかったと思う」と分析。その上で「シーズン通して戦う、連戦を戦うということを厳しさを持ちながら経験して、また成長して欲しい」と話していた。

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