神戸・イニエスタ「多くの人に喜びを伝えたい」リーグ再開へ決意新た
J1神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(36)が3日、神戸市内で行われた非公開練習後にオンラインでの取材に応じ、J1再開となる4日の広島戦(ノエビアスタジアム神戸)に向けて、「選手としてできることは、精いっぱいやりきること。できるだけ多くの人に喜びを伝えたい」と決意を述べた。
新型コロナウイルスの感染拡大でJ1は2月23日の開幕戦を最後に4カ月以上、中断となった。「私だけじゃなくて、世界的にも個人レベルでもスポーツ界でも難しかった時期だった」。中断期間中を「チームとしてできる限り最高の状態であすの試合に挑めるように頑張ってきた」と振り返り、現在のチーム状態に自信を示した。
リーグ再開後は過密日程となる。「イレギュラーなかたちで再開するので、チームとしてはこれから始まるシーズンにいかに入り込んでいくかが大事だと思う。連戦が続くので、チームとしては多くの選手がプレーして、貢献することが重要になる」。チームの総力を結集した戦いをポイントに挙げつつ、「決して簡単な目標ではないが、私たちとしてはもちろんリーグの優勝を目指して戦っていきたい」と、初のJ1制覇をあらためて誓った。